TOEICと英検、今や英語試験の2大試験として大変メジャーです。どちらも英語力を問う試験に違いはありませんが、試験の性質や問題構成が異なる試験ですので、勉強したい内容や目的によってどちらを受験すのか選択すると良いでしょう。
TOEICテストはリスニングとリーディングのみの問題構成で、試験は当日一日で終わり、全ての受験者が同じ内容の問題を課されます。
試験問題の内容は、より実践的にビジネスシーンや私たちの日常生活にそくした問題が多く出題され、クリーニング店でのやりとり、上司への言葉使い、電話の伝言などがリスニングの会話問題として出題されます。読解問題の英文もお客さまからのクレームメール、レストランのメニュー、取扱説明書など様々ですが主に実用的な文書が使われます。
一方、英検はリスニングとリーディングの一次試験、さらに3級から1級の一次試験合格者にはスピーキングのテストがあります。5級から1級までレベル分けがあり、自分の英語力に応じて級を選択し受験します。試験のレベルを設定することで、試験問題の内容もそのレベルに即した難易度の問題が出題されます。
問題の構成をみるとTOEICテストでリスニングテストが5割を占めるのに対し、英検ではリスニングは試験全体の約3割となり、7割をリーディングパートで占め、一次試験でTOEIC以上に文法力、語彙力、読解力に重点を置いていることが分かります。使われる文章や内容も文学的・アカディミックな内容が多いのが特徴です。
TOEICスコアと英検取得者の英語力比較では、TOEIC運営委員会が公式に発表しているデータよりTOEIC816/英検1級、TOEIC732/英検準1級、TOEIC517/英検2級取得と結果があります。しかしながらTOEICが全てマークシート方式で聴く力、読む力の試験であるのに対し英検は聴く、読む試験に加え英訳などの筆記、そして二次面接で話す力が測られ総合的な英語能力が必要とされる試験であることがうかがえます。根本的に内容に大きく差があるので試験比較で言えることは多くありません。
TOEICで高得点を取る上でも、英検で上級レベルに合格する上でも、高い文法力と読解力が必要であり、英検においては総合的な英語力が必要とされると言えるでしょう。いづれにしても真の英語力がある人はどちらの試験であってもある程度の成績が出せることであります。どんな英語力試験にも動じない英語力をつけることが肝要です。『TOEIC980点獲得!ラクラク英語マスター法』はオススメです。
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